「初めて会ったのは、春休み。一目惚れだったの」 私は今までのことを両親にひとつずつ話して言った。 私の一目惚れから、この恋が始まったこと。 何度も告白して、やっと付き合えたこと。 全部を話した。 「私、ずっと側にいたいって思ったの。だから、私…彼と付き合っていてもいい?」 隣にいたい。 誰よりも近くにいたい。 こんな気持ち、初めてなの。 今まで好きになった人の中で、彼が一番好きになったの。 何も言わない両親が心配になって見ると、お母さんは涙を流していて、お父さんは涙ぐんでいた。