その後の二発はチョコのお菓子を取ってもらった。
百発百中……。
「ほら、これペアリングだ。あ、ちゃんと店で買ったやつだから、オモチャとか偽物とかじゃないよ。安心して」
他の商品と一緒に袋に入れてもらったペアリングは、ちゃんと白い箱に入っていて、領収書までついていた。
ホントに本物なんだ……。
おじさん、なんで商品にこんなのを選んだの……。
「これ袋入んねぇから、お前抱いてろ」
ポスっと腕に渡されたのは、大きいクマのぬいぐるみ。
ふわふわしてて気持ちいい。
「ありがとっ」
お礼を言うと、龍牙がそっぽを向いてしまった。
あれ?
「龍牙?どうしたの?」
「何でもねぇよ……。行くぞ」
龍牙は私の手を取って歩き出した。
当たり前のように手をとってくれたことが、たまらなく嬉しかった。



