無口なキミにあいらぶゆー




その後も二人で屋台を回って、龍牙がヨーヨーを取ってくれたりして、すごく楽しかった。




「そこのイケメンの兄ちゃん、ちょっと射撃やってかないか?」




声をかけてきたのは、射撃の屋台をやっていたおじさん。




「ほら、この二つのキーホルダーをいっぺんに倒せたら、おまけでこのペアリングをあげるよ。彼女さんとお揃いでどうだい?」





か、かかか彼女!!?




しかもペアリングって!!



そんなの龍牙がやるわけないって……。


彼女でも何でもないし、ペアリングだなんて……。






「千愛実、欲しい?」


「へ?」


「リング、欲しいか?」





欲しいかって言われれば、キーホルダーは小さいクマで可愛くてお揃いだし、



ペアリングなんて、それは夢のようなものだから……。