<愛美side> 朝、窓から差し込む光で 目が覚めた。 そこはいつもの寺院の あたしと萌愛さんの部屋ではなくて… 寺院よりはるかにきれいな部屋。 ホテルのベットの上だった。 その現実に目を背けたくなった。 愛「今までさんざん逃げて来たのにね。 寺院も住み込みで働けるって… 利用してただけなのに…。」