愛「そして…。 龍雅のお母さんがしたことの トラウマで龍雅は 女の人を恨んでるんだよね?」 俺はその言葉に素直にうなずいた。 愛「でも…今、萌愛さんのこと 怖い?恨んでるの?」 龍「んな訳ないだろ…。 萌愛は俺にとって特別な女だ。」 愛「じゃあそれでいいんじゃないかな? あたしは何十人、何百人 特別な人ができるより、 たった1人、特別な人が出来たら それで幸せだと思う。 少しずつ自分の世界を 広げていけたらいいんじゃない?」