さぁーて…。 俺の長年の想いも叶わなかったし… きっと一生独身だろうな。 犯罪者と結婚なんてそんな 神経が図太い奴いねぇだろーし。 ま、俺がしたことだから 仕方ねぇけど…。 女「あの…少しお聞きしたいんですが」 昴「?…なんですか?」 女「森山さんは奥様ですか?」 ・・・。 昴「ぷ…あはははっ!!」 女「え?」 昴「こいつはずっと好きだった奴。 けどもう…俺の想いは叶わないし 俺にとってもこいつはもう妹だ。」 そう言うと看護士は どこかほっとした顔をした。