あれから入院の手続きをして 一度実家へ帰って もう一度病院へ来た。 愛美の保険証を持って 身分証を提示するために。 待合室のロビーに入った時 受付の女の人が俺に駆け寄った。 女「あの…」 昴「はい?」 女「彼女、病院に入ってすぐ 一瞬だけ意識を戻したんですよ。 その時に言っていた言葉を ここにメモしています。」 昴「あぁ・・ ありがとうございます。」