夜蝶 Ⅱ




あたしが全て話終えると五百蔵は
俯いて何かを考えていた。



昴「そ…っか…。」



そう呟いた声は
あたしには届かなかった。



愛「でもいーの!あたしはさ、 
  1人を好む夜蝶なんだから。

  集団行動なんて似合わない。


  太陽の出ているときに
  飛ぶことができない…夜蝶だから…」



昴「誤解してる…」




愛「え?」



昴「お前は誤解してんだよ。」



誤解なんてしてないよ…



必要としていないのなんて
わかってるじゃん。