漆黒の少女Ⅱ




「俺だけ1つ残しといたんだぜ?クラッカーのときに帝が居なかったからな!!後からこうやって、やってやろうと思ってた〜!!」



「壬景の糞野郎。」





そう。



あたしに1人でクラッカーを放った犯人は、壬景だ。





「糞って何だよ、糞って。」



「じゃあ、馬鹿。」



「うん、馬鹿の方がマシだなって、どっちもどっちだろうが!!」




壬景が少し動いたときに胸元から少し見えた。




あたしが買い物のお礼であげた、ネックレス。




あたしも今、着けている。





「着けてくれてるんだ。」



「ん?」



「ネックレス。」



あたしは、ネックレスを指差した。