漆黒の少女Ⅱ




「え?何か言いました?帝さん。」



光舞が料理を並べながら聞いてきた。



「…別に。」



「あ、帝さん。苓士さんのこと呼んできてください。多分、リビングにいると思いますから。」



「…ん。」




まさかのことを頼まれた。



あたし?



あたしが呼びに行く?




うん、あたしか。




あたし、…だな。





そんなことを考えながら嫌々リビングに向かった。