漆黒の少女Ⅱ




「じゃあ、料理運んで。」



「え、帝さんが作ったんですか?」



「そうだけど?」



「…うまそうっすね。」



「……お世辞っぽ。」




光舞はお盆に料理をのせて、逃げるようにしてキッチンから出ていった。




まるで、あたしの声が聞こえなかったかのように…。




絶対、聞こえてると思うんだけど。