漆黒の少女Ⅱ




「いや。何でもないです。」



「ん。」




光舞は、空気入れを使って風船を膨らませはじめた。





さて。




あたしは、あっちを手伝うことにしようか。




あたしの視線の先には、飾りを貼っては外す、そして、星が若干キレて優真が見事に星を無視し、余計に星の機嫌が悪くなる、という繰り返しになっている優真と星が居る。




結局、手が掛かるのはあの面子。




まぁ、優真じゃなくて星だけどね。