漆黒の少女Ⅱ




「帝さん……。頬が…。」




部屋に入るなり、光舞が駆け寄ってきた。




もう限界になったんだろう。




「空気入れ頼んできた。」



「本当ですかっ!?」



光舞の目が一気に変わった。




「ん。」



「ありが…」




「失礼します。…若。」




あ、来た。




「ありました。」



「ん。どうも。」





さっきの組員から空気入れを受け取った。