漆黒の少女Ⅱ




「ふーっ。」




風船に息を吹き込む。




……う゛。




痛い…。




少し膨らんだから、手で風船が元に戻らないようにする。




やっぱ、やるんじゃなかった。



ってか、この家に風船を膨らます機械、みたいなものはないのだろうか。




なかったっけ?



ほっべたを手で擦りながら、ウロウロと歩き出す。