漆黒の少女Ⅱ




「まぁ、あんだけ振り回されたらお礼の1つや2つあって当たり前だけどな。」



「調子のんな。」



「はい、すいません。」





あ、素直に謝った。




面白い。



笑いそうになったのを、なんとか堪えた。




「てか、これお揃いだったりしてー?」




――ビクッ




壬景の言葉に肩を震わせてしまった。




「はっはーん、お揃いなんだ。そんなに俺とお揃いしたかったのかー?、帝ちゃん。」




んな訳ねぇだろうが!!




「違う!!そのネックレスはあたしが目をつけて、自分のに買おうとしたけ…。」



「うんうん。帝はそんなに俺のことが好きだったのか。知らなかったよ。」




壬景は、あたしの説明を一切聞かずに1人で首を縦に振りながら納得している。