「だってさ…勉強してたから。」 ボソッと言った。 「ふっ。尚哉が普段そんだけ勉強してないっつーことだよ。」 遥空がニコニコ笑いながら、尚哉に伝えた。 「はぁ!?俺っち、勉強………。」 「してるなんて言う訳ねぇよな?」 緋翠がニヤリと尚哉に笑いかけた。 …恐い恐い。 「…はい。してません!!」 「「あはははは!!」」 「「ふっ。」」 「はっ。」 また、祥獣の溜まり場に笑い起こった。