漆黒の少女Ⅱ




道を渡りたい…。



けど…。



車、多い。




タイミングをはかるが、なかなか途切れない。




「車、多いな。」




壬景も隣で困っている。



2人揃って、車の流れを見る。




「あっ、今…」



ちょうど、途切れた。



そう思った瞬間、手首を掴まれた。



「行くぞ。」



「は?…ちょっ、転ける。」



いきなり、グイっと手を引っ張られて転けそうになりながらも、道を渡った。