「子供扱いすんな、馬鹿。」



あたしは、時雨の脚を軽く蹴った。



「いってぇーっ‼︎暴力反対‼︎」



時雨は、ニヤリと笑いながら言った。



絶対思ってないだろ。




「もう一杯。」



そんな声が聞こえて辺りを見回すと、迅と麗都と緋翠がお酒を呑んでいた。




…よくやるよ。



酔っ払いは嫌いだから。