玄関まで続く、廊下を歩いていると
「よぉ。」
「よぉ。」
苓士だ。
「珍しいな、帝が本家に居るなんて。」
「まぁ、色々ね。」
「…そうか。親父と喧嘩したらしいじゃねぇか。…(怪しい奴。)」
情報が回るのが早い。
「まぁね、もう和解したけど。てか、今日、壬景来てないよな?」
「早っ。まぁ、良かった。…壬景?あぁ、来てねぇ。」
「わかった。」
玄関に着いた。
「蒼嶺組に行くのか?」
「ん。壬景に用があるから。」
靴を穿きながら答えた。
「壬景に?珍しいな。何か、今日の帝、怪しい。」
「あっそ。じゃあね。」
「じゃあな。」


