「帝…、苓士のこと、…頼むっ…ぞ。」 「嫌だ。蒼空ともっと一緒に居たい‼︎今まで通り、蒼空が苓士の面倒見てよ‼︎」 「ふっ。…ったく……わが……ま…まだ…な……。」 蒼空は、そう言うと力なく微笑んだ。 そして、あたしの手を握った。 「うっ…ひっく……、蒼空…。」 あたしも握り返した。 「ふっ。帝、……今まで……あ、り…がと…う。………愛して…る。」 「蒼空ーっ‼︎逝かないで‼︎うっ……ひっく……。」 蒼空はゆっくりと息を引き取った。