漆黒の少女Ⅱ





苓士の後ろには鳳啓も居た。



2人はあたしたちの元に走ってきた。



「帝‼︎蒼空‼︎」



「苓士…。鳳啓…。」



「大丈夫かっ⁉︎」



苓士は、腰を屈めてあたしの顔を覗き込んできた。



鳳啓も後ろで心配そうに見てくる。




「大丈夫。だけど…あれ、誰?」




あたしは、バイクを停めて溜まり場にズカズカと入ってくる人達を指差した。