漆黒の少女Ⅱ




ゴゴゴゴッ‼︎


ヴォンヴォン‼︎




物凄い騒音を鳴り響かせながら、沢山のバイクが碧劉の溜まり場に乗り込んできた。



「蒼空…‼︎何か来た‼︎」



「大丈夫だ。俺が居る。守ってやっから。」



蒼空は、ギュッとあたしを抱き締めた。




「…怖い。」



あたしの身体は震え出した。



当時、あたしは碧劉以外の族を見たことがなかった。




蒼空は、あたしの様子を見て判断したのか、あたしを倉庫の中へと連れて行こうとした。




そうしたら、ちょうど苓士が出てきた。