漆黒の少女Ⅱ




「はぁ…。まぁ、いいわ。」



迅は、座り直してまた、雑誌を読み始めた。



あたしも、いつものソファに座り、窓から外の様子を眺めた。




あ、勇司一発殴られた。


面子たちも成長してる。



勇司が1人じゃしんどそう。



けど、勇司は自分の喧嘩を人に邪魔されたり、乱入されることを嫌う。



「んー…。」



「…悩んでんなら、行くぞ。」



迅がいつの間にか窓際まで来ていて、あたしの腕を引いた。