「総長‼︎」


面子達があたしが溜まり場に来たことに気付き、飛んできた。



「今日こそ、俺等の相手して下さいよ‼︎」



「逃がさないっスからね‼︎」



いや、どうにかして逃げるよ。


地下室にでも潜り込んで、勇司にでもあたしの代わりに行ってもらおう。



多分喜んで行ってくれるはず。




まぁ、地下室まで行ったらあたしの勝ちだな。




取りあえず、猛ダッシュで突っ走ればいいか。