漆黒の少女Ⅱ




時雨からの痛い視線に気付いていたが、あえて時雨のほうは見ないようにしていた。




大雅は、やっと普通に戻ったみたいで時雨に酒を注いでいた。



「で?何があった。」




…いきなり、きたな。



もうちょっと、気を使ったりするでしょ、普通。



これでも、あたし女の子。



知ってた?



メンタル、弱いの。





……キモい。



自分で言っときながら、そう思うっていうね。



悲しくなってくる。