漆黒の少女Ⅱ




「どうすんの、大雅。」



「ほっときゃあ、その内戻る。」



「…どうだろうか。」




ジーッと大雅を眺めていたら、目があった。




「やっぱり、帝だ…。」



「帝ですけど?」



「兄貴、…帝だ……。」



「あぁ。帝だ。つか、早く酒出せ、酒。」




時雨、単車で来たよね?



ガッツリ、2人乗りして来ましたよ?



なのに、あなたは酒飲むんですか。




「……馬鹿。」



「あ?」



「んでもない。」