「クスッ。」 「え゛?あ゛、え゛?俺、幻覚が見える。」 「大雅?」 大雅はグルグルと回り始めた。 「帝の声まで聞こえる。俺、病気?俺、今生きてる?」 あーあ、大雅が大変なことになってる。 あたしは、大雅を見てみぬ振りをして時雨の隣に座った。 勿論、あたしの特等席に。