漆黒の少女Ⅱ




「いらっしゃいま――………んだよ。兄貴かよ。」



…あれ?



もしや、大雅はあたしも来ていることに気付いていない?



時雨で隠れてるのか?




「俺は来たら駄目なのかよ。」




時雨は、店内に入り、カウンターに向かう。




「だぁーーーーっ!!!!兄貴、そこ帝の席ーーー!!!!座るなーーー!!!!」




“だぁーーーーっ”って。



“あぁーーーー”じゃないんだ。