漆黒の少女Ⅱ




「は?何言ってんの?」



時雨は、あたしに向かって“意味不明”という顔で見つめてくる。



「んで?帰るんだろ?」



「違ぇよ!!帝も行くんだぞ?」



「あ?嫌。あたし、用あるから。」



「とか言っちゃってるけど、どうせ暇なんだろー?しかも、んな顔だったらあんま出歩けねぇし。」




…いや、ガチで。



情報収集をしようと思ってたのに…。




まぁ……夜でも出来るっちゃあ出来るけど。



時雨のせいであたしの予定が狂って少しイライラする。




「んじゃ、糞餓鬼野郎のとこでも行くか。」