「なぁに、1人で考えてんだ。」 コツンッとおでこをつつかれた。 「何もない。」 「んな訳ねぇだろうが。」 「……んでもいいでしょ。」 「ふっ。言いたくないんだな。」 分かってんのかい!! ズテッと転けそうになった。 「うしっ。行くか。」 「じゃあね。」 あたしは、座ったまま時雨に手を振った。