漆黒の少女Ⅱ




「ふっ。だいぶ、復活したか?」



時雨は、あたしの髪を軽くかきあげた。




「……した。」



「お前、何か素直になったな。」


時雨は、今度は自分の髪をかきあげた。


あたしも髪、ボサボサなんだろうなー。



「は?」



「前まではもっとツンツンしてた。何かな、“あたしに気安く話し掛けてくるんじゃねぇよ”的なオーラ放ってた。」



「んなことねぇし!!」



「照れちゃって。」



「む…。」




…照れてなんかないし。