もうすぐ、鳳啓の部…




「帝ー!!」




ビクッ!!





あーあ、最悪の事態。




誰だよ、親父にあたしが帰ってきたことを伝えたの。





もうゴール(鳳啓の部屋)は見えてるのに。






「何。クソ爺。」



「あ?てめぇ、今何つった?あ゛ぁ?」



「いちいち、“あ?”が多いんだよ。るさい。」



「はぁ?てめぇ、パパに向かって何だ、その態度は。」




ギロッとお互い睨み合う。