漆黒の少女Ⅱ






校門を出てすぐ側で蹲っていたあたしに誰かの手が頭に触れた。






「……どうした。」




…この声。




「うっ…うぅ…っ…。」




声を聞くと安心して落ち着き、余計に涙が溢れてきた。





「何泣いてんだ?」






…時雨。