漆黒の少女Ⅱ




「…今、……知りたい?」



「え?……。」



遥空は俯いて黙ってしまった。




「俺はお前が話す気になるまで待つ。」




煌大がそう言った。



「風神の言葉に甘えたらどうだ?今の状態じゃ、キツいと思う。」


迅も無理だ、と判断したみたいだ。



「…分かった。……明後日。明後日に碧劉の溜まり場。」



「悪いが、場所知らねぇ。」




あ、そうか。


忘れてた。




「じゃあ、……あたしが行く。祥獣の溜まり場に行く。」



「分かった。」



「悪いな。」



「いや、しょうがない。」



煌大は苦笑いして、車のほうに戻って行った。