「…っ…。」 やっぱ、あたしには出来ないか。 只の弱虫だから。 ふと、窓を見ると緋翠が居た。 …もう車、停まってるから窓開けていいよね? あたしは、そう判断して窓を開けた。 「…緋翠。」 「お出ましだぞ。」 「…知ってる。」 緋翠もやはり分かっていた。