私だって妊娠しているのなら、産めない事だってわかってる。

私は嬉しいとか産みたいとかの気持ちより、どうしよう…という気持ちの方が大きかった。

しかし、検査薬は使えなかった。

現実を目の当たりにするのが本当に怖かった。



そして、検査薬を使わないまま母に病院に連れていかれた。



抵抗はしなかった…



何もかもわからなかった…


この時は、まだ雅弘には言えなかった…