なんと声をかけても反応はあまり良くない。


こういう時は、あまり聞かないでおこう。




舞はふとした瞬間に機嫌がよくなるから……






「舞。とりあえずご飯食べようか!せっかくの同棲記念日だ!」


「うん」






パーっと食べて


パーっと飲んで


今日からの二人暮らしを楽しもう。







ダイニングへ向かうため

今だ膝を抱えて座っている舞の頭を優しく撫でる。



舞の髪はふわふわで気持ちいいんだ。