千奈美さんの隣で船を漕いでいた和雅さんも私と目を合わせると軽くお辞儀をした。
大人は千奈美さんと和雅さん、それから悠斗さんか。
子供五人に大人三人。
合わせて八人だから、これで全員だね。
「ねえねえ、かくれんぼー!」
「あそぼっ!えりたち今からかくれんぼするの」
「オニはショウちゃんなの」
三つ子ちゃんに手を引っ張られ、かくれんぼコールをされる。
私も参加していいのかな?
戸惑っていると悠斗さんが苦笑気味に笑いかけてきた。
「良かったら遊んでやって?ちなみに俺も遊ぶ」
「オニはショウちゃ~ん!にげろ~!」
いきなりえりちゃんが大声で合図した。
鬼の翔太くんを残してリビングから散る子供達と悠斗さん。
私も反射的に廊下へ飛び出した。
「俺は風太と隠れるから、三つ子達頼むな!」
そう言うと悠斗さんは風太くんを追いかけエスカレーターを上がり上の階へ。



