「すげーじゃん!」

俺はパンッと手をたたいた。

「出演が決定したのは俺のおかげだって、今井とタケルが俺にソロをくれたんだ」

「マジ楽しみ!

絶対行く!」

「ああ、絶対こいよ!」

俺と太は一緒に笑いあった。

こんな俺たちをクラスメイトが何事かと言うような感じの不審な視線を向けているが、そんなものは関係ない!

俺たちは俺たちだと言う話である。

まさか、1日で2回も嬉しい話が聞けるとは…俺の日頃の行いがいいからか?