"♪~♪♪~♪♪♪~~"
スマホの目覚まし音が鳴る.
今日も目覚めの悪い朝だ.
こんな悪夢をみるなんて.
悪夢?
それほど悪い記憶には
なっていないはずだった.
恋愛における一つの経験と考えれば
全然大したことじゃない.
もっと経験豊富な女性は,
世の中にごまんといるだろう.
それでも,
私にとってあの頃は,
間違い,過ちともいえるのかもしれない.
なぜならあの頃の私は,
私は…….
今更こんな夢を見たのは,
恋愛とはかけ離れた日常が
慢性化してきたからだろうか.
多少なりとも焦りを
感じているからだろうか.