俺様王子様に振り回されて






―――――――――――――――――――――――――――――・・・・・・





・・・・・・・・・。




「羽依ー♪」


「わわっ!や、やめてくださいよ千秋先輩っ///」




・・・・・・・・・イラッ




「好きだよ?」


「サラッと人前で言わないでくださいぃ~//////」




・・・・・・・・・イライラッ




「いつになったら、敬語やめるの?

呼び捨てで呼んでくれるの?」



「~~~~~/////

か、勘弁してくださいよぉ~・・・」





・・・・・・・・・・イライライラ―――ッ









「羽依から離れろや変態野郎ーーーーー!!!!!」






「わああ!茜!?」


「え、いきなりどしたの?石原。俺、変態じゃないよ?」




「いいから離れろ害虫!!!」


「「害虫!?」」


「ぴったりだろ!?」






べりっ









―――放課後。



私と羽依の教室前の廊下にて。




私は、羽依に抱きつく害虫(三木)を、羽依から引っぺがした。


ちなみに、"べりっ"は、引っぺがした音だ。