地味子の正体はNo.1の総長!?《修正中》

確かに瑞希には姫になって欲しい。
だが、無理強いはしたくない。


湊『どうやってやるんすか?』


でも、やっぱり瑞希に姫になって欲しい。
瑞希じゃなきゃ、だめなんだ。
他の誰でもない、瑞希じゃなきゃ。


竜也『それは明日する。8時半に理事長室に来い。』


もしも竜Tの言うことを聞いたら、瑞希は姫になってくれんのか?


姫になって欲しい。
その気持ちが強すぎた俺は、


湊『分かりました。』


そう、返事をしてしまった。






湊「……ん…。」


大きな欠伸をしながら時計をみる。


まだ7時半か。


徐々に頭が覚醒していくと同時に昨夜の竜Tとの電話を思い出した。


やべーな、昨日の会話。
無理やり姫にすんのはマジで瑞希に悪りぃ。

つか、あー気持ち悪りぃ。


寝る前少し酒飲み過ぎたな。

久しぶりの酒にテンションが上がり調子にのりすぎた。


昨日の俺はマジでおかしかった。


湊「無理やり姫にするとか、昨日の俺何考えてんだよ…。」


頭をガシガシかきながら昨日のことを悔やんだが、仕方がねぇ。

理事長室にいって断るかしかねぇ。


今日はあいつらと行けねぇや。


――コンコン

同室の翔の部屋をノックする。