瑞希「デカ!なにこのきれいな建物。」
今私は寮の目の前に立っている。
22階立ての寮はとてつもなくデカい。
学校もでかくてきれいだし、寮もでかくてきれいなんて、るーちゃんどんだけ金かけてんだよ。
自動ドアから中にはいると、まるで高級ホテルのようだった。
床にはフカフカの赤い絨毯が敷いてある。
右側には受付があり、スーツを着た男女1人ずつ座っている。
左側には机とソファーがいくつかあり、寛げる場所のようだ。
その奥には、レストランやカフェがある。
正面には宝塚のような大きな階段がある。
その横には大きなエレベーターが4つほどある。
そのエレベーターに乗り、22階に向かった。
最上階には私の部屋以外に4部屋ある。
私の部屋は…2202か。
――ガチャ
瑞希「うわー、すごーい。」