翌日、お見舞いに来てくれた桜蝶と龍王。


退院が来週に決まり、ギリギリ始業式には出席できそうだ。

そのことを報告すると、みんなも喜んでくれた。


でも、私にはそれよりも、


瑞希「和馬君、羽留君、どういうことかちゃんと説明してくれるかな?」


黒い笑みで2人の名前を呼ぶと、顔が真っ青になった。


剛史「おー、おー、瑞希様のお怒りだ。怖い怖い。」


璃亜「何々?2人ともやらかしちゃった感じ?」


和馬「るせー!」


瑞希「てめーの方がうっさいんだよ!」


和馬「う…っ!鳩尾…入った…。」