う、嘘…!!


瑞希「……。」


克「ごめん、瑞希。困るよな。ごめん。でも、もう抑えられなかった。」


無言で首を振る。


好きな人に告白されて困るなんて、ありえない。


それに、克が好きなのは彼氏持ちの子。

自分じゃないと思っていたから、嬉しい。

でも、信じられなくて。


克「返事は、いらない。ただ、伝えたかっただけだから。」


切なげに私を見つめる彼にもう一度首を振る。


返事は今する。

答えなんて…1つしかない。


ふるえる唇で私の大好きな人に