「「「「「おめでとうー!」」」」」


見事に手術が成功し、もう心配はいらないみたい。



ほんの数分前、目を覚ました。
目を開けると、目の前にはみんなの顔が…。

あれはホントに怖かった。

思い出すだけで鳥肌が立つほど。


稚咲「瑞希ちゃんが目覚めてくれて嬉しいのは分かるけど、もう面会時間過ぎてるから!」


テンションが高い皆を追い出す稚咲さん。


文句をブツブツ言いながらも私に手を振り、みんなに私も手を振り返した。






稚咲「もう、うるさいんだから!」


最後の1人の背中を押して病室から出したあとすぐにドアを閉め鍵も閉めた。