「無理に喋らなくていいよ。」


稚咲「え。」


これには稚咲さんも吃驚。


驚いている私と稚咲さんを無視して、


「結果は…肺炎だね。それも結構重傷な。」


えっ?
肺炎?

それも重傷…?

私、死ぬの…?


「大丈夫。俺が絶対治すから。」


ホントに?

親父さん、治してくれる?


稚咲「すぐに治してあげるから、安心して!」


私は親父さんと稚咲さんを交互にみて、頷いた。


「瑞希、すぐに入院するぞ。」


入院…。


もう一度頷くと、親父さんは私の頭を撫でた。