感謝を述べた私の言葉は最初から聞こえていたようで。
楽しそうな声で返ってきた。
紗檻「瑞希、あんまり無理しないでよ?
みんな忙しいんだから、病人に構っている暇はないの。」
胸がきりりと痛む。
みんなに迷惑かけてるのか。
紗檻「だ、だから、その…は、早く元気になりなよ。」
タオルを少し浮かせ、紗檻を見ると、
私に背を向けていてどんな顔をしてるのか分かんないけど、耳が真っ赤だった。
分かってるよ、言われなくたって。
私が風邪を引いて、看病するのはめんどくさいけど、
心配してくれてるんでしょ?
楽しそうな声で返ってきた。
紗檻「瑞希、あんまり無理しないでよ?
みんな忙しいんだから、病人に構っている暇はないの。」
胸がきりりと痛む。
みんなに迷惑かけてるのか。
紗檻「だ、だから、その…は、早く元気になりなよ。」
タオルを少し浮かせ、紗檻を見ると、
私に背を向けていてどんな顔をしてるのか分かんないけど、耳が真っ赤だった。
分かってるよ、言われなくたって。
私が風邪を引いて、看病するのはめんどくさいけど、
心配してくれてるんでしょ?

