瑞希「なんでもない。眠いの、出て行ってくれる?」
心配そうに声をかけてくる克にそう言うのがやっとで。
今にも零れそうな涙を堪えているからか冷たくなってしまう。
克「ごめん。」
克は謝ってすぐこの部屋から出て行った。
克は何も悪くないのに。
なんで私なんかに優しくするの?
そんなに優しくされたら期待しちゃうじゃん。
克の好きな人は実は私で、
昨日聞いたことは全部他の人のことだって。
そんなことあるはずがないのに。
期待させないでよ。
優しくしないでよ。
お願いだから、
これ以上克のことを好きにさせないでよ。
心配そうに声をかけてくる克にそう言うのがやっとで。
今にも零れそうな涙を堪えているからか冷たくなってしまう。
克「ごめん。」
克は謝ってすぐこの部屋から出て行った。
克は何も悪くないのに。
なんで私なんかに優しくするの?
そんなに優しくされたら期待しちゃうじゃん。
克の好きな人は実は私で、
昨日聞いたことは全部他の人のことだって。
そんなことあるはずがないのに。
期待させないでよ。
優しくしないでよ。
お願いだから、
これ以上克のことを好きにさせないでよ。

