涙を手の甲で拭い、総長室の備え付けの風呂に入った。


体、髪、顔を洗い、素早く出た。


肩にタオルをかけて、部屋を出た。


幹部室をそっと開けると龍王が雑魚寝してた。


静かにドアを閉めるとみんなのために朝ご飯を作るために1階におりた。


幹部室のちょうど下にある台所。


電気をつけると、不良が使っているとは思えないほど綺麗で整理整頓がきちんとしてある。


ドアの隣にあるエプロンをつけ、生乾きな髪を1つにまとめた。


フライパンなど、朝ご飯を作るために必要な道具を取り出した。